未経験から5か月間、ベンチャーでエンジニアインターンをしました。
2019年10月~2020年3月までの約5か月間(週4回)、知り合いの紹介で、SBWorksという会社でインターンをしました。
今までのプログラミング経験
- C言語少し
- R少し
- Progateなどでひと通りのコースをやる
独学でプログラミングを学ぼうとはしていましたが、何か作ったり教えてくれる人がいないと如何せん限界があり、壁にぶち当たっていました。かといって、インターンは経験者や何か作ったことがある人じゃないと厳しい・・・
学べる環境をさがしていたとき出会ったのがSBWorksでした。
SBWorksでやったこと
10月~12月初め
とあるWEBアプリケーションのチームに入り、最初はRubyの基礎やRailsの考え方を座学を含めて勉強しました。
一方CSS, htmlを使った簡単な実案件も振り当てられ、そのときに開発の進め方(基本的なgit操作、ソースレビューからデプロイ、マージ依頼、リリースまで)をひと通り経験することができ、じっさいに自分が書いたコードが本番環境に反映されているときは感動しました。
12月中旬~1月
今度は割と(私の実力にしては)大きな案件を1か月半かけてやってみようということになり、この時期は正直結構ハードでした。
今まで未知の概念だったデータベース、SQL文、Slim、Active Record・・・
案件ひとつとってもたくさん理解しなければいけないことがあり、実案件の期限を守るために追い込んで勉強することは決してひとりでは経験できませんでした。周りの情報系院生の子に聞いても「わからない」と返されることもあったので、実務のコーディングは学校でやることとは違うんだなと感じました。
そんなところにプログラミングの初歩の知識すらところどころ抜けている私が挑んだので、短期間でかなり鍛えられました。
また、わからない部分の質問など、チーム間のコミュニケーションの取り方も周りの先輩を見ていて「今まで自分は感覚的に物事を処理しすぎていて、相手にそのまま伝えていたのかもしれない」と気づかされる場面もあり、エンジニアとして(あるいは社会人が)必要なスキルも学ばせてもらったと思います。
2月~3月
グッズ販売をしている某ECサイトのチームに入りました。
ここで言語や開発環境が変わって、JavaやEclipseなどをまた1から学びました。ただ、かなり忙しいチームだったので実案件を私がやるにはまだ力不足だし、既存のコードをローカルで改造したりJavaで競技プログラミングの問題を解いたりしていました。
C言語をやっていたのでJavaも似たようなものかなと思っていたけど、意外とCには出てこない概念が出てきたので困惑しました。(正直今もあんまりわかっていません・・・)
最後の週は卒業式で大阪に行っていたりコロナウイルスの影響で休みになったりと、全体的にバタバタしていました。
まとめ
よかった点と悪かった点としては人の出入りが激しく、スピード感があることです。ITベンチャーならどこも似たようなところがあると思いますが、人によって合うかあわないかは分かれるんじゃないかなという気がします。あと往々にして即戦力が求められるので、常に勉強する姿勢が大事です。
個人的に、会社や社員さんの雰囲気はかなり好きでした。(18時以降はハッピーアワーでビールが飲めます)
東京のベンチャーなのに阪大の先輩が3人もいたのは面白かったです。社長いわく「うちは阪大と縁がある」らしい笑
他のエンジニアインターンがどんな内容かあまり知見はないのですが、「大きなものの一部分をやる」「社内アプリケーションを自分で作ったり改造する」のではなく、じっさいのアプリケーションの全容を見れて、自分が実装したコードがそのままお客さんが使う製品になるというのは社会に役立っているやりがいもあり、ふつうは私レベルのプログラミング力じゃ経験できないことだったんじゃないかなと思います。
最後のほうはバタバタしましたが、インターンは私が初めてだったにもかかわらず、未経験で文系出身の自分を5か月間受け入れてくれて、つねに良いやり方を模索してくれた社員さん、パートナーさんたち、そして紹介してくれたYさんに感謝です。