外向きのブログ

文学の意義

まるで小説のよう、という表現ができる金水先生の書評です。

 

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ただ、小説を読み慣れていないためか「よくわからない」という人もいると思うので、僭越ながら私が自分なりの解釈をさせていただきます。

 


書簡体小説・書簡文学と呼ばれる形式があります。そんな文学『女性らしい手紙文の書き方』が、今回紹介されています。小説を読み慣れていない人は、そういった文章にほどこされているきめこまやかな仕掛けには気づきにくいかもしれません。

 

「実務上の目的をもってしたためられた手紙のほかに,書簡形式の文書によって思想や文芸論を開陳したり,さらには書簡様式の詩作や創作を試みるならわしは古今東西に多くの例がみられる」(コトバンクより)

 

文学の意義とは何かを阪大文学部・文学研究科卒業式式辞で述べ、ツイッターでバズった金水先生。

 

 "文学部の学問が本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったときではないか、と私は考えます"
 "人間が人間として自由であるためには、直面した問題について考え抜くしかない。その考える手がかりを与えてくれるのが、文学部で学ぶさまざまな学問であったというわけです"

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上で述べられている文学の意義もそうなのですが、文学に嗜むはしくれの私にとっては、文学の真の意義は「現実を文学的に昇華する余裕を持てること」です。

 

この書評を読んで「よくわからない」などモヤモヤっとした人は、もう既に金水先生の手中にはまっている……。

野暮だけどもうひとつ解説を付け加えるなら、世間の期待を逆手にとった上で「実用性」の単語を風刺した書評体・解説体文学。

 

 


ちなみに個人的に、太宰治井伏鱒二選集』後記を思い出してしまいました。太宰は人の小説の解説が上手いんですよね。青空文庫で読めます。

フィリピン新聞よりメモ。 [メディアとテクノロジー]

Change is just beginning要約

 

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  1. People search for answers that are simple to understand

  2. Kevin Kelly’s new book THE INEVITABLE: Understanding the 12 Technological Forces That Will Shape Our Future.X

  3. Human-robot relationships will become more complex

 

「ポピュリストの指導者たちが世界中に登場したので〜」1の主張へ。

 

人々は、人生はもっとシンプルだったはずで、問題がかつては解決可能だった世界に戻りたいと思っている。しかし、起こっている変化は避けられない。Kellyは自身の本などで、急激な技術変化が日々の生活に影響を及ぼすことを表すために、グラフィック用語を使用している。

たとえば、彼はそれを「変化するデジタル環境の攻撃」と呼んでいる。人間がロボットに取って代わられる仕事のカテゴリーを分類し、ロボット交換の7つの段階も述べている。

将来、労働の90%が機械になる。

 

 

Ideas change the world要約

 

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  1. “How does history happen?”

  2. The Philippines, Malaysia and Indonesia should have become a single nation
  3. Income inequality and unrest of the majorities
  4. The most enlightening books about the history of the world

 

さっきと同じように、筆者が開催する若手作家と子供たちのセミナー宣伝の一連のコラム。

 

ブロガーやラジオ解説者には何百万人もの信者がいるが、その影響は一瞬。歴史はアイデアに基づいており、アイデアによって推進されている。

 

イデアは人間の歴史の中ですべて変化の源になっている。フィリピン、マレーシア、インドネシアは、論理的には一つの国家になったはずの3カ国。人々は同じマレー人種に属し、言語は同様のオーストロネシア語のルーツがある。植民地時代の経験が異なるため3カ国になっただけ。

 

世界中の大衆的リーダーの台頭については、多くのことを著作で書いている。根底にある理由は、途上国での所得格差の急激な増加、グローバリゼーション、急速な技術革新の恩恵を受けていない地域の不平等によるもの。

 

私たちの人間の夢であるアイデアを作ることを止めてはならない。世界の歴史についての最も啓蒙的な本は、アイデアや文明の歴史について書かれたものであり世界を変えるアイデアだと、キリスト教信者の筆者は言っている。